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ユニセフ:悪化するパレスチナ人道状況(2025年6月2日)

ユニセフ:悪化するパレスチナ人道状況
~330万人に人道支援が必要~

©UNICEF/UNI810009/Nateel
©UNICEF/UNI809251/

 ユニセフ(国連児童基金)は、パレスチナのガザ地区およびヨルダン川西岸地区の人道状況や、ユニセフが届けている人道支援について、最新の情勢レポートを6月2日に発表しました。以下はその抜粋。

●パレスチナ情勢レポート(報告期間:4月1日~4月30日)
  • ガザ地区とヨルダン川西岸地区で合わせて330万人が人道支援を必要としており、そのうちの170万人が子どもです。
  • ガザの人口の9割に当たる190万人が家を追われています。
  • ガザにある学校の4%に当たる538校が損傷を受けています。
  • 19カ月に及ぶ戦闘と60日以上にわたる支援物資・商用物資の供給遮断の結果、ガザ地区に暮らす210万人全員が総合的食料安全保障レベル分類(IPC)におけるIPCフェーズ3(急性食料不安)以上の状態に、また5人に1人に当たる47万人が飢きんに直面しています。
  • 2023年10月に戦闘が激化して以来、ガザ地区では推定5万2,418人のパレスチナの人々が亡くなったと報告されており、その中には1万6,278人の子どもが含まれています。3万4,000人以上の子どもを含む11万8,000人を超えるパレスチナの人々が負傷したと報告されており、その多くは人生が変わるほどのけがを負っています。
  • ヨルダン川西岸地区の北部で「鉄の壁」作戦が開始して3カ月が経過した現在、4万人のパレスチナ人が家を追われたままです。
  • ユニセフは4月に、ガザの1万126世帯、6万7,249人(うち子どもは2万8,832人)に現金給付を行いました。
  • ユニセフとパートナーは4月に、生後6~23カ月の子ども1万3,481人に、すぐに食べられる補完食(RUCF)を提供しました。
  • 人道支援のニーズが高まる中、ユニセフは2025年の活動のため国際社会に対し7億1,650万米ドルの資金を要請していますが、5億3,360万米ドル(約74%)の不足に直面しています。

ガザ人道危機緊急募金

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振替口座:00190-5-31000 口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「ガザ K1-030 岩手県ユニセフ協会」と明記ください。

*窓口でのお振込は、送金手数料が免除されます。

(データ・写真の出典:日本ユニセフ協会ホームページ)

<お問合せ先>

(公財)日本ユニセフ協会:0120-88-1052(平日10時~17時)

岩手県ユニセフ協会 電話:019-687-4460(月~木 10時~15時)

(公財:日本ユニセフ協会協定地域組織)

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