岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

UNICEF:ウクライナ ダム決壊による大規模な洪水(2023年6月22日)

ウクライナ危機 ヘルソン州ダム決壊による大規模な洪水
~避難する家族へのユニセフの支援~

洪水でインフラも大きな被害を受けている(ウクライナ、2023年6月撮影) ©UNICEF・HPより

 ウクライナ南部ヘルソン州のダム決壊に伴い発生した洪水は、すでに多くのことを経験してきた子どもたちにさらなる困難をもたらしています。多くの家屋が洪水によって破壊され、安全な水や電気へのアクセスにも重大な影響が生じています。

●二度目の避難を強いられた家族

 ウクライナ南部ヘルソン州に住む9歳のポリーナは、幼いながらこれまでに2度、家からの避難を強いられました。最初の避難は、2022年にウクライナで本格的な戦闘が始まったとき。ヘルソンで暮らしていたポリーナの家族は、町から逃げ出さなければならなくなりました。そして今月上旬、ダム決壊によって発生した壊滅的な洪水で、再び避難を余儀なくされました。

●被災した家族のためのユニセフの支援

 ダム決壊による洪水被害の対応として、ユニセフは、他の機関やウクライナ政府と連携し、子どもたちと家族に人道支援を提供しています。安全な水や衛生用品、浄水タブレット等の提供のほか、ヘルソン、ミコライウ、オデーサなどの鉄道駅において、家族への支援拠点となるスピルノ・チャイルドスポットを設置し、子どもの心のケアなどを行っています。「私たちのチームは毎日、ミコライウとオデーサの鉄道の駅で活動しています」。「避難してきた家族のために、経済的支援の申請手続きをサポートし、さまざまな相談にのり、懐中電灯や水、赤ちゃんの衛生用品を入れたリュックなど旅先で役立つ支援物資を手渡します。洪水の発生で、人々は非常に混乱しており、助けを必要としています。

ウクライナ緊急募金

全国の郵便局(ゆうちょ銀行)窓口からのお振込みも可能です。

振替口座:00190-5-31000 口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「ウクライナ:『K1-030 岩手県ユニセフ協会』」と明記ください。

*窓口でのお振込は、送金手数料が免除されます。

(※写真・情報の出典は、公財日本ユニセフ協会HPより)

 

<お問合せ先>

(公財)日本ユニセフ協会:0120-88-1052(平日10時~17時)

岩手県ユニセフ協会 電話:019-687-4460(月~木 10時~15時)

(公財:日本ユニセフ協会協定地域組織)

▲このページのトップへ