ユニセフト、ルコ・シリアでの緊急支援計画を発表(2023年2月20日)
ユニセフト、ルコ・シリアでの緊急支援計画を発表
~約3億7,000万米ドルを国際社会へ要請~
トルコ南部のシリア国境近くで発生した大地震を受け、ユニセフ(国連児童基金)はシリアとトルコでの支援計画を発表しました。緊急支援を行うためユニセフが国際社会に要請した金額はそれぞれ1億7,270万米ドル(シリア:2月~5月の必要資金)と1億9,600万米ドル(トルコ:2月~4月の必要資金)です。
●シリア支援計画(抜粋)
ユニセフは、地震の被害を受けた540万人(260万人の子どもを含む)に命を守る緊急支援を行うために、1億7,270万米ドルを必要としています。浮かび上がりつつある新たなニーズに迅速に対応できるよう、柔軟性のある、使途を特定しない資金の提供が求められます。
(シリア)© UNICEF/UN0780615/Zayat |
(トルコ)© UNICEF/UN0781447/Olcer |
●トルコ支援計画(抜粋)
ユニセフは150万人の子どもを含む300万人に緊急支援を届けるため、1億9,600万米ドルを国際社会に要請しました。この要請は、2023年2月~4月の3カ月間の初期緊急支援対応のためのものです。政府主導の対応をユニセフが補完し、現在および今後増加する人道的ニーズに迅速に対応するためには、使途に限定の無い資金が不可欠です。
●ユニセフ「自然災害緊急募金」ご協力のお願い
地震や津波、洪水、台風やサイクロン、干ばつなどの自然災害に苦しむ子どもたちのために、ユニセフは緊急支援を行っています。その活動を支えるため、(公財)日本ユニセフ協会は、ユニセフ「自然災害緊急募金」を受け付けております。トルコ・シリア国境で発生した地震の影響を受けた子どもを含む、最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるため、ご協力をお願い申し上げます。
お寄せいただいたご寄付は、被災した子どもと家族が1日でも早く日常生活を取り戻せるように、安全な飲み水や衛生用品等の緊急支援物資の提供、教育の再開支援、子どもの心理社会的サポートなど、ユニセフが被災地で行う緊急・復興支援活動に役立てられます。
(※写真・情報の出典は、公財日本ユニセフ協会HPより)
<お問合せ先>
(公財)日本ユニセフ協会:0120-88-1052(平日10時~17時)
岩手県ユニセフ協会 電話:019-687--4460(月~木 10時~15時)
(公財:日本ユニセフ協会協定地域組織)