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UNICEF:エチオピア深刻な干ばつにより壊滅的影響(2022年2月4日)

UNICEF:エチオピア深刻な干ばつにより壊滅的影響
~3月には推定680万人に緊急人道支援が必要に~

 エチオピアのアファール州、オロミア州、南部諸民族州(SNNPR)、ソマリ州の低地では、3年連続で雨季に雨が降らなかったことによって、深刻な干ばつが発生しています。井戸は枯渇し、家畜は息絶え、作物は枯れ、数十万人の子どもやその家族が危機に瀕していますユニセフ(国連児童基金)・エチオピア事務所代表のジャンフランコ・ロティグリアーノは、「干ばつの影響は壊滅的です。子どもたちやその家族は、生活の糧も家畜も失い、必死に生き延びようとしています。緊急人道支援を必要とする人々の数は、3月中旬までに680万人を超えると推定され、干ばつ地域から避難しようとする人々も大勢います」と述べました。

●干ばつにより壊滅的影響

©UNICEF/UN0583951/


栄養状態チェック中2歳の女の子©UNICEF/UN0583940/
●深刻な水不足も

 現在、オロミア州とソマリ州の干ばつの影響を受けている地域では、約440万人の人々が深刻な水不足に直面しています。また、2022年には、紛争、干ばつ、経済不況などの複数の要因が重なり、4つの地域で暮らす85万人の子どもが重度の栄養不良に陥ると推定されています。

●さらなる活動資金必要 さらに3,100万米ドルを要請

 ユニセフは、エチオピアにおける人道支援活動資金3億5,100万米ドルに加えて、特に干ばつの影響を受けている地域での活動資金として、さらに3,100万米ドルを要請しています。この追加資金によって、アファール州、オロミア州、SNNPR、ソマリ州の厳しい状況に置かれている200万人以上の人々に支援を届ける予定です。

<お問合せ先>

(公財)日本ユニセフ協会 0120-88-1052(平日10時~17時)

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