ユニセフ「中央サヘル地域480万人に食料危機の恐れ」警告(2020年2月7日)
ユニセフが「中央サヘル地域480万人に食料危機の恐れ」と警鐘
~ユニセフなど国連3機関が警鐘~
ユニセフ(国連児童基金)、国連食糧農業機関(FAO)、国連世界食糧計画(国連WFP)は、2月3日、中央サヘル地域480万人に食料危機の恐れがあると警鐘を鳴らしました。
情勢不安と気候変動の影響によって、中央サヘル地域において食料や生計手段の深刻な不足に直面している人々の数が、この1年間で急増しています。国際社会が今行動しなければ、状況はさらに悪化するとの見通しです。詳細は、日本ユニセフ協会HPの特設サイトをご覧ください。
日本ユニセフ協会HPの「中央サヘル地域480万人に食料危機の恐れ」特設サイトはこちら
480万人に食料危機の恐れ
今年の農業生産はおおむね良好であるにも関わらず、中央サヘル地域で330万人が緊急に支援を必要としている、と国連3機関は報告しています。適切な措置を緊急に取らなければ、今年6月から8月の”lean season”(農作物の収穫料が減少する時期)には、同地域で480万人近くが食料不安のリスクに晒される、と専門家は予測しています。
・気候変動、紛争、治安の悪化が要因
© UNICEF/UN0317909/Frank Dejongh(2019年5月撮影) | © UNICEF/UN0342473/Keit (2019年8月撮影) |
●ユニセフ「人道危機緊急募金」に、どうかご協力をお願い申しあげます。
岩手県ユニセフ協会((日本ユニセフ協会協定地域組織、滝沢市土沢))は、県内の諸団体の皆さまに、中央サヘル地域480万人に食料危機の恐れ」があることをお知らせするとともに、今後も「人道危機緊急募金」を含むユニセフ募金への一層のお取り組みをお願いします。
<問い合わせ先>
岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460