UNICEF:すべての子どもを守り、30年~「子どもの権利条約」(2019年11月15日)
UNICEF:すべての子どもを守り、30年~「子どもの権利条約」
ユニセフご支援者の皆様
いつもユニセフの活動にあたたかいご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
11月20日の「世界子どもの日」に合わせて、「子どもの権利条約」が国連総会で採択されてからちょうど30年。ユニセフのすべての活動の指針になっているこの条約のご紹介を中心に、今号はお届けします。
今から30年前の1989年11月20日、歴史的な出来事が起こりました。世界のリーダーたちが国連に集い、話し合い、世界のすべての子どもの権利を定めた「子どもの権利条約」が誕生したのです。
ユニセフは、子どもの声を代弁する国連機関として、「子どもの権利条約」の草案づくりにも参加し、世界各国にこの条約を締結するよう懸命に働きかけてきました。「子どもの権利条約」は現在、世界で最も多くの国と地域で締結されている人権条約です。その数は、国連加盟国数を上回る196の国と地域に及びます。
条約が採択された11月20日は「世界子どもの日」に制定されており、すべての子どもの権利の実現に向けて、毎年世界各国でイベントや取り組みが行われています。
10月21日、子どもの権利条約採択30周年記念行事「中学生と考える持続可能な世界~SDGs達成に向けて」を開催しました。
当協会が作成した副教材を使ってSDGsと世界の課題について学んだ中学生たちが、その成果を発表。教育、環境、児童虐待等に関する率直な疑問や要望を国会議員、政府、ビジネス界等のおとなたちにぶつけ、活発な議論が交わされました。
中学生からは、「SDGsを学んでニュースの見方が変わった」、「世界のためにできることを、日々考えたい」、「学びたい」などの力強い発言がありました。
中高生自身がインターネットに関わる問題と解決策を話し合う「ユニセフ・スマホサミット」を、今年10月より国内各地で開催しています。
ネットいじめ、ネットでの出会い、ネット依存、ネットの信頼性や有効活用などのテーマを取り上げ、ネットとどうつきあえばよいのかについて議論しています。
来年2月にはユニセフハウス(東京都港区)で全国大会を開催し、各地域での議論の成果をもとに、提言をとりまとめる予定です。
誰もが参加できるボランティア活動「ユニセフ ハンド・イン・ハンド募金」は現在、参加者を募集しています。
「やりがいをもって募金活動できました。活動する側も幸せになる時間でした」「人の優しさと温かみを感じ、とてもいい経験になりました」など、昨年の参加者からは、活動を通して自分達も得られるものがあったとの声を多くいただきました。
街頭募金だけでなく、オンラインで募金ページを立ち上げたり、学園祭やクリスマスパーティーで募金を集めたり、ミニコンサート会場や店頭などに募金箱を設置したり、と様々なかたちで例年参加いただいています。
皆さまのアイデアあふれる取り組みをお待ちしています!
国際協力に関心があり、将来国際機関やNGOでの活動を希望する大学生、大学院生、社会人の方、「国際協力講座」で学んでみませんか?
- ・開講日:
- 2020年1月15日(水)~3月18日(水) 、全6回
18:30~20:00 - ・会場:
- ユニセフハウス(東京都港区)
- ・受講料:
- 無料
・講師の方々 ※敬称略
- 久木田 純
- (関西学院大学 教授)
- 佐藤 摩利子
- (国連人口基金東京事務所 所長)
- 沖 大幹
- (東京大学 未来ビジョン研究センター 教授)
- 瀬谷 ルミ子
- (認定NPO法人 日本紛争予防センター 理事長)
- 北村 友人
- (東京大学 大学院教育学研究科 准教授)
- 大谷 美紀子
- (国連子どもの権利委員会委員・弁護士)
子どもの権利条約30周年を記念して、今年5月から多くの方にご参加いただいてきたユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」も、今回のご案内で最後となります。
映画を通じて、子どもたちが直面する課題について知っていただくとともに、困難を乗り越えようとする子どもたちのたくましい力を感じていただけたなら幸いです。
11月18日(月)映画『ブレッドウィナー』
戦争で荒廃したアフガニスタン・カブールの町で家族と暮らす11歳の女の子。タリバンの支配下で父親が連行されたことをきっかけに、少年に変装して一家の稼ぎ手となり、父親を救い出そうと奮闘する彼女の物語を描いたアニメーション映画です。12月より日本での劇場公開が予定されています。
※当初は10月12日に予定しておりました試写会です。台風の影響によりこちらの日程に延期となりました。
12月4日(水)映画『ラジオ・コバニ』
イスラム国(IS)からの支配を脱したシリア北部の街コバニを舞台に、大学生のディロバンが手作りのラジオ局を始め、人々に希望をもたらしていく姿をカメラに収めたドキュメンタリー映画です。
上映後のトークイベントでは、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんに、主人公や作品のその後についてお話しいただきます。
これからのクリスマスシーズンに活用いただけるツリー型の立体カードが、ユニセフカードに初めて登場しました!
こちらのキュートなツリー型立体カードは、クリスマスカードとしてお贈りするのはもちろん、本物のツリーを飾る代わりにお家の玄関や出窓、オフィスの受付カウンターなどに飾って、クリスマス気分を盛り上げてくれるインテリアとしてもお勧めです。カードとしてお贈りする時は、裏面のメッセージスペースに一言添えることができます。
日本におけるユニセフカードの製造・販売は、2015年より日本ホールマークが手がけており、売上の一部はユニセフを通じて世界の子どもたちの支援に役立てられます。
あなたの支援が、子どもの未来と希望を守ります。 |
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あなたが選んだ支援物資が子どもたちに届く、ユニークな支援のかたちです。 |
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子どもたちの限りない未来のために、ご自身の遺産、相続財産やお香典を役立てる方法があります。遺産、相続財産のご寄付(現金)には、相続税がかかりません。 |
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