岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

「ロヒンギャ難民緊急募金」への協力願い-第2報(2017年10月5日)

「ロヒンギャ難民緊急募金」にご協力ください―第2報
~命の危機にさらされるロヒンギャの子どもたち26万人超~

日頃より岩手県ユニセフ協会(日本ユニセフ協会協定地域組織、滝沢市土沢)の活動およびユニセフの募金活動にあたたかいご支援をいただき感謝申し上げます。この度、緊急に標記の募金に取り組みます。

 8月25日以降、ミャンマーのラカイン州からバングラデシュに流入したロヒンギャの人々の数は436,000人以上(9月26日現在)、そのうち60%は子どもと推定されています。 ある難民キャンプではここ数週間で難民の数が2倍以上にふくれあがり、雨ざらしの屋外での生活を余儀なくされている人も大勢います。着の身着のまま増水した危険な川を渡るなどして国境を越えた難民の人々へ、早急な支援が必要とされています。 皆さまの温かいご協力をお願いいたします。

ロヒンギャ難民緊急募金


▲洪水地域や水田を歩き、避難キャンプを目指す母子

▲難民の子どもに予防接種を行うユニセフの保健員
最近のユニセフの活動状況をお知らせします

 9月24日、ロヒンギャ難民の子どもとその家族のためにユニセフが手配した緊急支援物資100トンが、バングラデシュの首都ダッカに到着しました。支援物資には、浄水剤、家庭向け衛生キット、衛生用品、防水シートや子どものためのレクリエーション・キットが含まれており、さらに、通学バッグ、仮設テント、幼稚園キット、家庭用の水と衛生キットおよび栄養関連物資も今週中に到着する予定です。

<水と衛生>ユニセフは、新たに到着した36,000人の難民を対象に、毎日安全な水を提供しているほか、トイレの設置支援も進めています。

<栄養>重度の栄養不良の子どもたちを見つけ、医療機関への照会、治療を支援しています。

<保健>9月中旬から一週間かけて行われた、はしか、風疹、ポリオの予防接種キャンペーンを支援しました。下痢性疾患や肺炎などを治療する医薬品なども支援しています。

<教育と保護>14,000人以上の難民の子どもたちが、42の「子どもにやさしい空間」で心のケアや教育支援を受けています。また、512人の子どもが保護者と離れ離れになっており、家族との再会を支援しています。

ロヒンギャ難民緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座

振替口座:00190-5-31000

口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「ロヒンギャ・K1-030」と明記願います。

*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。

<問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460

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