岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

「ロヒンギャ難民緊急募金」にご協力ください(2017年9月22日)

「ロヒンギャ難民緊急募金」にご協力ください
~命の危機にさらされるロヒンギャの子どもたち~

 日頃より岩手県ユニセフ協会(日本ユニセフ協会協定地域組織、滝沢市土沢)の活動およびユニセフの募金活動にあたたかいご支援をいただき感謝申し上げます。この度、緊急に標記の募金に取り組みます。

 ユニセフ及び(公財)日本ユニセフ協会では、40万人を超えるミャンマーから国境を越えてバングラデシュに逃れてきたロヒンギャ難民(6割が子ども)たちは、何日間も長い道のりを歩き、疲弊し、病気や飢えに苦しんでおり、多くの子どもたちは十分な衣類もなく、風雨にさらされています。人々は、食料や水などの支援を切実に必要としていることから、バングラデシュで、ロヒンギャ難民の子どもたちへの緊急支援活動に取り組むとともに、国際社会に730万米ドルの支援を要請していますが、今後、難民の増加にともない、さらなる資金が必要となることが見込まれています。そこで、「ロヒンギャ難民緊急募金」を呼びかけます。岩手県ユニセフ協会も県内の諸団体の皆さまに「ロヒンギャ緊急募金」へのお取り組みを呼びかけます。

2017年9月21日 岩手県ユニセフ協会

ロヒンギャ難民緊急募金

ロヒンギャ難民緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座

振替口座:00190-5-31000

口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「ロヒンギャ・K1-030」と明記願います。

*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。

 以下(公財)日本ユニセフ協会ホームページの特設サイトより抜粋。

命を守るための、ユニセフの緊急支援

 ユニセフはバングラデシュで、ロヒンギャ難民の子どもたちへの緊急支援活動を拡大しています。

 難民キャンプの規模が日に日に大きくなる中で、ユニセフは水に起因する感染症を防ぐため、水と衛生キット900セットと浄水剤7万錠の配布のほか、基本的な衛生環境(トイレ)の支援を提供しています。

 また親と離れ離れになってしまった子どもの保護、栄養不良で治療が必要な子どもの特定など、命を守るための活動を続けています。15万人のロヒンギャ難民の子どもたちを対象とした予防接種の準備も進められています。安全を求めて国境を越えてきた子どもたちは、心にも大きな傷をおっています。ユニセフは、「子どもにやさしい空間」を33カ所に設置し、子どもたちに心理社会的ケアと遊びの場を提供しています。

甚大な人道危機に

 今回の危機以前から、バングラデシュには、多くのロヒンギャ難民が身を寄せています。2016年10月には7万4,000人のロヒンギャ難民が国境を越えてバングラデシュに逃れました。それ以前より難民登録しているロヒンギャ難民は3万2,000人、さらに、難民登録されていないミャンマー出身者は30万人から50万人いると推定されており、甚大な人道危機にあります。

 危機下にあるロヒンギャ難民の子どもたちと家族に、人道支援活動を届けるユニセフの活動を支えるため、日本ユニセフ協会は『ロヒンギャ難民緊急募金』を受け付けています。みなさまのあたたかいご協力をお願いいたします。

みなさまのあたたかいご協力をお願いいたします。

 ロヒンギャ難民の人々は、食料や水など、命を守る支援を切実に必要としています。さらに、悲惨な暴力を経験した子どもたちは、心に大きな傷を負っていることも多く、心のケアが緊急に必要とされています。危機下にあるロヒンギャ難民の子どもたちと家族に、人道支援活動を届けるユニセフの活動を支えるため、みなさまのあたたかいご協力をお願いいたします。

国境を越えてミャンマーから逃れてきたロヒンギャ難民の家族

© UNICEF/UN0120414/Brown

<問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460

▲このページのトップへ