岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

ユニセフ出前講座:金ケ崎町立永岡小学校で開催(2014年12月22日)

ユニセフ出前講座を「金ケ崎町立永岡小学校」で開催

 (公財)日本ユニセフ協会の協定地域組織の岩手県ユニセフ協会(本部:滝沢市土沢)は、2014年11月5日、金ケ崎町立永岡小学校(胆沢郡金ケ崎町、畠山隆校長)の5~6年生40名を対象にユニセフ出前講座を行いました。この講座は、金ケ崎国際交流協会の国際理解講座として要請で、花巻友の会の瀬川玲子さんと桜田正巳さんと照井重美さん、県ユニセフ協会の藤原綾子事務局長の4人が参加しました。

 この出前講座では、世界の子どもたちは、どんなくらしをしているのか、ユニセフってなあに?支援活動ってどんなことをしているの?などを学びました。児童たちは、ユニセフ支援活動の一つである「水と衛生」、子どもの命を守る「経口補水塩づくり」、現地の子どもたちが毎日行っている水くみに使用する「水がめかつぎ」を体験、マラリヤからみんなを守ってくれる「蚊帳の体験」など学習をしました。

脱水症状の子どもを救う経口補水塩を作りました
▲脱水症状の子どもを救う経口補水塩を作りました

水くみ体験:水がめの水が「重いよう!」と
▲水くみ体験:水がめの水が「重いよう!」と

「昔は日本でも使っていたのよ。蚊をいれないようにね」と瀬川さん
▲「昔は日本でも使っていたのよ。蚊をいれないようにね」と瀬川さん

<児童の感想から抜粋紹介>
  • 私は、小さい子どもが5歳のたん生日をむかえられずに命を失ってしまうことがとても悲しいと思いました。そこでユニセフが広めた「経口補水療法」で多くの子どもたちを助けてきたことがすごいと思いました。さらにマラリアという病気を防ぐための蚊帳を体験したときに、人が入るときに蚊まで入ってしまわないようにすぐに入ることが大切ということが分かりました。わたしにもできることがあればなにかやりたいです。
  • 世界には、きれいな水が使えなかったり、がっこうに行けなかったりしている子どもが沢山いることを改めてしりました。そのほかにも紛争にまきこまれたり、働かなくてはいけない子どもたちがいることを知りました。ユニセフ(unicef)の方たちは、子どもを守るために、井戸をつくったり、学校をつくったり沢山の活動をしているが分かりました。ユニセフの活動を知ってぼくは、自分に何か1つでもできることはないか探してみようと思います。ぼくにできることは少しだけれど行動してみたいです。

<問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460

※「ユニセフ出前講座」ご希望の方は事務局にご連絡ください。

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