ユニセフが「世界子供白書2015」を発表(2014年11月21日)
ユニセフが「世界子供白書2015」を発表~11月20日は「世界子どもの日」~
ユニセフ(国連児童基金)は、「子どもの権利条約」が採択から25年目を迎えた11月20日(世界子どもの日)に、「世界子供白書2015」を発表しました。本年、初めて完全デジタル版となった本書のテーマは「イノベーション」。従来の方法をイノベーティブに改善し、より多くの子どもたちの命を守るための取り組みが支援現場で進んでいます。そうした斬新な取り組みの数々を紹介しています。
●「世界子供白書2015」は、世界とあなたを結びつける役割を果たします
本白書はまた、初の完全デジタル版「世界子供白書」であり、従来の内容に加え、双方向性とマルチメディアを活用したものとなっている。ユーザーは、カテゴリーにおおまかに目を通すことができるほか、一連のタグ付け機能を使って内容を組み合わせ、自分にとって最も意義深いアイデアを読み込むなど、自分なりのアレンジが可能だ。デジタルプラットフォームはさらに、イノベーションコミュニティや双方向機能付きの世界地図を通じて、さまざまなオープンソースのアイデアとあなたを結びつける役割を果たす。
日本ユニセフ協会HPの「「世界子供白書2015」特設ページはこちら
<※情報と画像の出展:すべて日本ユニセフ協会のホームページより>
●今年は「子どもの権利条約」の採択から25年目です
「子どもの権利条約※」採択から25年、まだまだ多くの子どもたちが様々な困難に直面しています。子どもたちのためにより良い世界を作るため、さらなる行動が求められています。
ぜひ、いちど特設サイトをご覧になり、あらためて権利条約を考えてみませんか。
※すべての子どもに人権を保障する、法的拘束力をもった初めての国際条約である子どもの権利条約は、生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利の4つの柱をもち、現在、194の国と地域がこの条約を締結しています。
日本ユニセフ協会HPの「子どもの権利条約」特設ページはこちら
1 生きる権利
防げる病気などで命をうばわれないこと。病気やけがをしたら治療を受けられることなど。
2 育つ権利
教育を受け、休んだり遊んだりできること。
考えや信じることの自由が守られ、自分らしく育つことができることなど。
3 守られる権利
あらゆる種類の虐待(ぎゃくたい)や搾取(さくしゅ)などから守られること。
障害のある子どもや少数民族の子どもなどはとくに守られることなど。
4 参加する権利
自由に意見をあらわしたり、集まってグループをつくったり、自由な活動をおこなったりできることなど。
<※情報と画像の出展:すべて日本ユニセフ協会のホームページより>
<問い合わせ先>
岩手県ユニセフ協会(日本ユニセフ協会協定地域組織) 事務局 電話:019-687-4460