岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

「エボラ出血熱緊急募金」にご協力ください(2014年10月29日)

「エボラ出血熱緊急ユニセフ募金」にご協力ください
~2014年10月現在、感染者数:約10,000人、5,000人死亡~

 2014年8月にWHO(世界保健機関)が「非常事態」を宣言した「エボラ出血熱」の感染の拡大に対し、ユニセフ(国連児童基金)が緊急事態下にいる西アフリカの子どもたちへの緊急支援を行うための資金:2億米ドル(約214億円 ※1米ドル107円)を国際社会に呼びかけました。また、(公財)日本ユニセフ協会(東京都港区)は、「エボラ出血熱緊急ユニセフ募金」から下記の協力の呼びかけ文が参りましたので紹介します。以下は、(公財)日本ユニセフ協会からの協力の呼びかけ文です。

公益財団法人 日本ユニセフ協会

会長  赤松 良子

エボラ出血熱緊急募金にご協力をお願いいたします

拝啓 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

平素よりユニセフの活動に多大なるご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

2014年3月、ギニアでの感染の確認を皮切りに、西アフリカを中心に感染拡大をつづけるエボラ出血熱。その勢いはとどまるところを知らず、2014年8月には、WHO(世界保健機関)が「非常事態」を宣言し、各国も続いて非常事態宣言を出しました。感染は拡大する一方で、2014年10月時点で、感染が確認された感染者数は約10,000人にものぼり、約5,000人が尊い命を奪われています。また、ギニア、リベリア、シエラレオネでは、少なくとも250万人の5歳未満の子どもたちが、感染の恐れがある地域での生活を余儀なくされ、危険にさらされています。

ユニセフ(国連児童基金)は、国際社会に対し、エボラ出血熱の恐怖にさらされている子どもたちへの緊急支援として2億米ドルの資金が必要である、との声明を発表しました。(公財)日本ユニセフ協会でも、この緊急事態を受けて「エボラ出血熱緊急募金」の受付を開始いたしました。

ユニセフは衛生キットやシェルターの設置、医療スタッフの防御服やグローブなどの物資の提供(10月末までに1,300トン空輸予定)、医療スタッフの研修、地域住民への啓発・予防活動、携帯電話のショートメッセージを使った正しい情報の拡散や、エボラ出血熱から回復した感染者を起用したメッセージの拡散など、現地の人々を巻き込んだ活動を展開しています。

今回の感染拡大で、少なくとも350万人の子どもたちが学校に通えなくなり、3,700人の子どもたちが両親、もしくは一方の親を失っています。たった半年前まで、平穏に過ごせていた日常が一変し、あらゆる制限を受ける中での生活を余儀なくされています。今回の感染流行が、度重なる経済不安、情勢不安と脆弱な社会基盤を抱える各国にさらなる追い討ちをかけ、特に子どもたちに深刻な影響を与えることは想像に難くありません。

今後、被害の全貌が明らかになるとともに、さらなる支援の拡大が必要になると見込まれており、国際社会のさらなる支援が必要です。

命の危機に直面する西アフリカの子どもたちを守るユニセフの活動を支えるための緊急募金にどうかご協力をお願い申し上げます。

敬  具

●西アフリカの子どもたちを守るユニセフの活動を支える緊急募金にご協力ください

 (公財)日本ユニセフ協会の協定地域組織である岩手県ユニセフ協会(滝沢市)は、平素よりユニセフの活動に多大なるご支援を賜っている皆さまに、改めて「エボラ出血熱緊急募金」への協力をお願いいたします。

※募金は、県ユニセフ協会にご持参いただかくか、下記に必要事項を明記しお振替えください。

エボラ出血熱緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)振替口座:00190-5-31000

口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「エボラ」と『K1-030 岩手県ユニセフ協会』と明記願います。

*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。

<問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460

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