岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

奥州市立広瀬小学校「ユニセフ出前講座」報告(2013年12月17日)

奥州市立広瀬小学校で「ユニセフ出前講座」~水くみ体験や魔法の水づくりを体験しました~

 岩手県ユニセフ協会(日本ユニセフ協会協定組織、岩手郡滝沢村)は、2013年10月26日、奥州市立広瀬小学校(江刺区、及川総逸郎校長)において、全校児童48名の参加のもと、ユニセフ出前講座を行いました。講座では、県ユニセフ協会の3人のボランティアスタッフから、「世界の子どもたちの状況」とユニセフ支援活動の一つである「水と衛生」について説明を聞き学びました。世界全体で、7億8,000万人以上は、安全な水源を利用できない中で暮らし、25億人は、改善された衛生設備(トイレ)を使用できない環境に置かれていることなど、水くみが子どもの仕事であることなどの説明受けた後、下痢で脱水症状の子どもの命を救う魔法の水「経口補水塩」を実際に作って飲んだり、現地で子どもたちが水くみに使う「水がめ」で水を運ぶ体験をしてみました。児童たちは「世界で3秒に1人の割合で子ども達が亡くなっていること、こうした地域で、ユニセフが井戸を掘る活動をしていること」などを知りました。

及川総逸郎校長のお話を聞く児童たち
▲及川総逸郎校長のお話を聞く児童たち

紙芝居を実演するボランティアスタッフ
▲紙芝居を実演するボランティアスタッフ

“魔法の水”を作っている児童たち
▲“魔法の水”を作っている児童たち

飲んでみました「おいしくないねぇ!」
▲飲んでみました「おいしくないねぇ!」

<児童たちの感想>

  • どろ水をのんでかわいそうだし、どろ水でびょうきになることがわかりました。子どもたちも仕事をするなんてかわいそうでした。日本もユニセフにたすけられていたんだなと思いました。一時間も水をはこんでたいへんだと思いました。(3年生・女子)
  • ユニセフのことを学び、きれいな水が飲めなかったり、十分な食事も食べられなかったりする人がいるので、私たちも「募金やかきそんじはがきな」で協力したいです。それに水や食料もあまりない国もあるので、水などを使わない時は使わないというように大事にしたいです。(6年生・女)

※「ユニセフ出前講座」をご希望の方は下記にお気軽にご連絡ください。

<問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460

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