岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

「いわてユニセフ10周年記念公演」開催報告(2010年9月16日)

岩手県ユニセフ協会10周年記念事業
「いわてユニセフ10周年記念公演」を開催さしました~第1部「Music for Peace」第2部「地球ステージ5」~

 岩手県ユニセフ協会(岩手郡滝沢、会長:三浦宏岩手日報社代表取締役社長)といわてユニセフ10周年記念公演実行委員会とは、2011年8月7日、盛岡市内のアイーナ7階ホールにおいて、設立10年のあゆみをふりかえり、更なるユニセフ活動のひろがりをめざして、「いわてユニセフ10周年記念公演」を開催しました。会場には、岩手県ユニセフ協会の会員、生協の組合員、市民など約300名が参加しました。この記念公演は、岩手県・岩手県教育委員会・盛岡市・盛岡市教育委員会など15団体に後援いただきました。

 第一部は「Music for Peace」、第二部は「地球のステージ5~果てなき地平線~」を上演しました。「第二部の地球ステージは、被災地に思いをはせ、涙が止まりませんでした」「素敵な時間をありがとうございました」などの感想が寄せられました。また、会場で呼びかけた東日本大震災緊急募金38,827円は、ユニセフ募金として、被災地の子どもたちの支援に役立てるため、ユニセフ本部に送金させていただきます。

 関係者の皆さま、出演者の皆さま、参加者の皆さまありがとうございました。

<記念公演の概要>

■第一部:「Music for Peace」

私立一関修紅高等学校音楽部とキヤラホール少年少女合唱団のコーラスに会場は魅了されました。被災地の大槌町のキッズコーラス「あぐどまめ」の5人を招待し、キヤラホール少年少女合唱団と交流を深めてもらいました。参加者たちから、「第一部のコーラスに感動しました」「来年2月のジョイントコーラスも楽しみです」など感想が寄せられました。

一関修紅高等学校音楽部
▲一関修紅高等学校音楽部

キャラホール少年少女合唱団
▲キャラホール少年少女合唱団

大槌町「キッズコーラスあくどまめ」の皆さん
▲大槌町「キッズコーラスあくどまめ」の皆さん

熱心に聴視する参加者たち
▲熱心に聴視する参加者たち

■第二部 最新篇「地球のステージ5~果てなき地平線~」

「国際協力篇」「ガザ危機篇」に加え、地球のステージとしては初の「国内」を取り扱った「ヒロシマ篇」・「命をたどる旅路篇」・「東日本大震災篇」を桑山紀彦医師に語っていただきました。

名取市の被災地や国際クリニックでの診療の様子に、「被災地に思いをはせ、涙が止まりませんでした」「何かお役に立つことをしたいなあと思いながら聞きました」「素敵な時間をありがとうございました」、また、被災者の方から「最高のステージにご招待いただき本当に感謝です。桑山先生から心に大切な宝物をいただいて帰ります。本当に来てよかった」との感想がありました。

ポスター
▲ポスター

被災者を診療中の桑山医師の様子
▲被災者を診療中の桑山医師の様子

<出演者:キャラホール少年少女合唱団の子どもたちたちからの感想>

○はじめはドキドキしたけれど、聞いてくださったみなさんがはくしゅをしてくれて安心しました。わたしは、一番さい後のせかいがひとつになるまでが、心がこもっていて、いいえんそうになったと思います。それにおおづち町のがっしょうだんの子たちとうたえてよかったです。(小3)

○東日本大震災で被災した、大槌町の方が聞いていたので、ちょっとでもつらさをわすれてもらえるように一生懸命歌いました。会場に声がたくさんひびいたので良かったです。(小5)

○地震の被害は想像以上に大きかったけれど、人間の強さを感じることができました。例えば、停電中でも診療を続けたり、外国からの支援がきたりという、今までの生活では目にしたことがなかった様々なことにおどろかされ、人と人との絆の大切さがわかりました。(中2) 

○今回のステージでは、自分のパートの音をはっきり歌うことができたので良かったです。また、その後の「地球のステージ」では、ユニセフの行っている活動や、東日本大震災のことについてくわしく知ることができたので、これから自分もユニセフに協力していき、少しでも人の役に立てるにしたいと思いました。(中3)

<問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460

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