岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

ユニセフ「ソマリア干ばつ緊急募金の呼びかけ」(2011年9月9日)

日本ユニセフ協会が「ソマリア干ばつ緊急募金」を呼びかけました
~食糧不足と国内紛争で1200万人が緊急事態~

 ユニセフ(国連児童基金)と(公財)日本ユニセフ協会(東京都港区)は、このほど、先般の「アフリカ緊急募金」に変えて、改めて「ソマリア干ばつ緊急募金」を呼びかけました。これは、すでに「飢餓状態」が宣言されているソマリア南部を中心とするアフリカ東部一体で、大規模な干ばつによる食糧不足、ソマリア国内の紛争、食糧価格の急騰等により、1,200万人を超える人々が緊急事態に陥っており、さらに、緊急支援を必要としている子どもたちは414万人。そのうち重度の栄養不良により命の危機に瀕している子どもたちは、30万人にのぼっています。また、ソマリアの首都モガディシュでは、すでにコレラの流行が確認され、早急に適切な対策が講じられなければ、さらなる命が失われる恐れがあります。こうした事態を受けて、ユニセフ(国連児童基金)は、現在、この緊急事態に対応すべく、子どもたちの栄養支援、水の確保、衛生環境の整備、感染症の予防等を中心に、総力を挙げて緊急支援にあたっています。しかしながら、今年末までにこの緊急支援に必要な資金の総額は、3億6千万米ドル(約280億円)。これまでにも多くの政府や、各国ユニセフ協会を通じて支援が寄せられているにもかかわらず、ユニセフは、いまだに1億2千万米ドル以上の資金不足に直面しています。

 日本ユニセフ協会は、こうした状況を受け、これまで「アフリカ緊急募金」として受け付けていたアフリカ東部へのご支援を、『ソマリア干ばつ緊急募金』として、あらためて日本全国に呼びかけ、さらなるご支援を訴えます。

© UNICEF/NYHQ2011-1222/Holt ソマリアにある病院で娘の手を握る母親。
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ソマリアにある病院で娘の手を握る母親。

© UNICEF/NYHQ2011-1344/Holt 避難キャンプで深刻な栄養不良に陥っている子どもの診察の順番を待つ女性たち。
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避難キャンプで深刻な栄養不良に陥っている子どもの診察の順番を待つ女性たち。

 岩手県ユニセフ協会(岩手郡滝沢村)も、各地の生協や各団体におかれまして、東日本大震災への支援に加えて、世界の子どもたちへの支援にも、是非ご理解を賜り、「ソマリア干ばつ緊急募金」への取り組みを呼びかけます。ご支援・ご協力をお願いします。

 ☆日本ユニセフ協会(本部)のHPのソマリア干ばつ緊急募金のお知らせのページはこちら

ソマリア干ばつ緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座

振替口座:00190-5-31000

口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

※通信欄に「ソマリアK1-030 岩手県ユニセフ協会」と明記願います。

※送金手数料は免除されます。

※当協会への募金は寄付金控除の対象となります。

※なお、今回のソマリア干ばつ緊急募金は、アフリカの角地域(東部4カ国:ソマリア、エチオピア、ケニア、ジプチ)の支援を対象としています。 皆様からの募金は、ユニセフ本部の募金状況に応じて、より活動資金の必要な国を優先に拠出させていただきます。ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

<お問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 電話:019-687-4460

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