岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

「サモア地震・フィリピン台風・スマトラ地震緊急募金」のお願い(2009年10月7日)

日本ユニセフ協会からのお知らせ
「サモア地震・フィリピン台風・スマトラ地震緊急募金」スタートしました

 ユニセフ(国連児童基金)活動への日ごろのご協力に感謝いたしします。日本ユニセフ協会(東京都港区)とユニセフ協会岩手県支部(岩手郡滝沢村)から自然災害に対する緊急募金のお知らせとお願いをいたします。

 2009年9月28日~30日にかけて、東南アジア各国では、地震・津波、台風・洪水など大規模な自然災害が連続して発生し、多くの死者・行方不明者、避難民が出るなど甚大な被害に見舞われています。中でも社会的に弱い立場にある子どもたちの状況は極めて深刻です。多くの子どもたちが肺炎や下痢性疾患、感染症等によって命の危機にさらされ、災害による恐怖体験や家族を失ったことで心に深い傷を負うなど、一刻も早い支援とケアを必要としています。ユニセフは災害発生直後から、被災各地で子どもとその家族のための緊急支援を開始しました。被災した子どもたちに必要な支援を迅速に届けるために、ユニセフは現在全力をあげて活動を行っています。これらの支援には緊急かつ大きな資金を必要となります

 来場者たちからは、「地球のステージをもっと広めたい」「10代、20代の人たちに見てほしい」などの声が寄せられました。

 下記の3つの緊急募金に対するあたたかいご支援をよろしくお願い申しあげます。

 ☆日本ユニセフ協会HPの緊急支援募金のサイトはこちら

●「フィリピン:台風16 号被害」ユニセフ緊急支援募金のお願い

 ユニセフは、2009 年9 月28 日、台風16 号(現地名「オンドイ」・国際名「ケッツァーナ」)の被害を受けた子どもとその家族の緊急のニーズに対応するため、総額14 万3千米ドル(1,300万円)の緊急支援物資を提供するとともに、首都マニラが台風に襲われた直後に、食糧や一時避難所を設置するための資材を洪水に見舞われた地域向け支援物資としてフィリピンの社会福祉開発省に届けました。この台風「オンドイ」による被害は、フィリピンの国家災害調整委員会の報告によると、メトロ・マニラの25 パーセントが洪水に見舞われ、10月4日現在、被害はフィリピンの24 以上の州に及び、死者の数は300 名以上、320万人以上が被災、515の避難センターには、37 万人が避難を求めてやってきているとのことです。とくに被害を受けた子どもとその家族の数が増えていることに大きな懸念を感じ、緊急募金を呼びかけます。ユニセフでは、被災地域における当座の緊急支援のための資金として400万ドル(約3億6000万円)を必要としています。フィリピンの子どもたちに対するあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 ☆日本ユニセフ協会HPの「フィリピン台風16 号被害緊急募金はこちら

フィリピンの被災地より(日本ユニセフ協会HPより) フィリピンの被災地より(日本ユニセフ協会HPより)
フィリピンの被災地より(日本ユニセフ協会HPより)

フィリピン台風16号緊急募金

郵便振替:00190-5-31000
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会

  • 通信欄に「フィリピン K1‐030岩手県支部」と明記下さい。
  • 送金手数料は免除されます。
  • 当協会への募金は寄付金控除の対象となります。

なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。

●「フィジー:サモア地震による津波被害」 ユニセフ緊急支援募金のお願い

 ユニセフ(国連児童基金)は、9 月29 日朝(=現地時間/日本時間30 日未明)、南太平洋サモア沖を震源とするマグニチュード8.3 の地震で発生した津波の被災者を支援するため、フィジーの首都スバにあるユニセフ太平洋諸国事務所より緊急対応チームを派遣し、いち早くサモアとトンガに人道支援を開始し、また、米領サモアにも必要な支援を行っていきます。

 ユニセフ太平洋諸国事務所では、「被災したサモアとトンガの子どもたちやその家族に心よりお見舞いを申し上げます。この信じられない規模の災害に対し、ユニセフは、サモアとトンガにいるパートナーや国際機関と協力しながら、迅速な援助物資の提供と20万米ドル(1,800万円)支援を行います。また、過去の経験から、子どもたちに直ちにはしかの予防接種を実施し、困難な状況にある女性と子どもたちを保護し、疫病等を予防するため適切な衛生設備(トイレ)を設置することが重要であると認識しています。ユニセフは、こうした分野での支援をいつでも提供できる準備があります。女性と子どもたちに重点を置きながら、迅速なニーズ調査を行い、サモアとトンガの子どもとその家族に対して、直ちに物資支援、そのほかの支援を提供していきます。」ユニセフは、追加の支援物資の提供と技術支援を行うため17万5千ドル(約1,600万円)の資金を必要としています。皆さまのあたたかいご協力をよろしくお願いいたします。

 ☆日本ユニセフ協会HPの「サモア地震津波緊急募金」はこちら

サモア地震津波緊急募金

郵便振替:00190-5-31000
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会

  • 通信欄に「サモア K1‐030岩手県支部」と明記下さい。
  • 送金手数料は免除されます。
  • 当協会への募金は寄付金控除の対象となります。

なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。

サモアの被害現地(日本ユニセフ協会HPより) サモアの被害現地(日本ユニセフ協会HPより)
サモアの被害現地(日本ユニセフ協会HPより)

●「インドネシア: スマトラ沖地震被害」 ユニセフ緊急支援募金のお願い

 9月30日西スマトラ州沖を震源とするマグニチュード7.6の地震による死者数は、10月6日現在、死者704名、行方不明者300人(国家災害対策庁発表)を超え、その内3分の1は子どもと見られています。これらの子どもたちは、下痢、呼吸器疾患、はしかやポリオのようなワクチンで防ぐことの出来る感染症の脅威に晒されており、支援ニーズは膨大で、かつ緊急を要します。清潔な水、家屋や、トラウマを克服するためのカウンセリングサポートへのアクセスが保障されなければなりませんし、怪我や生傷による破傷風のリスクも大変高くなっています。ユニセフインドネシア事務所は、バンダアチェにいる職員を現地に派遣し、生存している子どもたちに対する、保健、水、衛生、教育、子ども保護支援のニーズ調査を、パダンとその周辺高地帯で国連の合同チームに参加して支援をしています。今後被害の全貌が明らかになるとともに、さらなる支援の拡大が必要になると見込まれています。インドネシアの子どもたちに対するあたたかいご協力をお願いします。

 ☆日本ユニセフ協会HPのスマトラ沖地震被害緊急募金」はこちら

ジャカルタの被災地の状況(日本ユニセフ協会HPより)
ジャカルタの被災地の状況(日本ユニセフ協会HPより)

スマトラ沖地震緊急募金

郵便振替:00190-5-31000
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会

  • 通信欄に「スマトラ K1‐030岩手県支部」と明記下さい。
  • 送金手数料は免除されます。
  • 当協会への募金は寄付金控除の対象となります。

なお、当緊急・復興支援に必要な資金を上回るご協力をいただいた場合、現在行われている他の緊急・復興支援に活用させていただくことがありますので、ご了承願います。

<問い合わせ先>

 日本ユニセフ協会岩手県支部 事務局 電話:019-687-4460

※募金活動を開始した団体はお手数ですが、岩手県支部までご連絡ください。

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