第8回いわてユニセフのつどい開催報告(2009年4月7日)
ユニセフ岩手県支部・いわて生協・学校生協の共催
第8回いわてユニセフのつどいを開催しました
~指定募金先ネパール支援報告、すごろくゲームなど~
ユニセフ岩手県支部といわて生協と学校生協が共催する「第8回いわてユニセフのつどい」は、2009年3月21日、いわて生協ベルフ仙北(盛岡市)において開催しました。このつどいには、ユニセフ会員や生協組合員など50名が参加し、ユニセフの活動をさらに深く理解し、世界が平和になるよう地道に活動を続けていくことを誓い合いました。また、同店では、アグネス・チャン日本ユニセフ大使のイラク視察の写真パネル展を同時開催し好評を博しました。
●ネパールの支援先で募金が役立っていることをスタディツアー参加報告で理解しました
岩手県支部の向井田郁子常務理事が開会あいさつをした後、「ユニセフと地球のともだち」のビデオ学習をしました。続いて、東北の生協が指定募金先として支援するネパールのスタディツアー(08年11月実施)に参加した福士久美子いわて生協常務理事からネパール報告をいただきました。福士さんは、学齢期の未就学児の教育支援、トイレ設置など公衆衛生支援など自立への支援が着実に進んでいること、こうしたことに皆さんからの募金が使われていることを報告しました。迫力のある現地報告に募金への確信を強めた一同でした。
さらに、立正佼成会盛岡教会藤田晃子さんなど参加団体からのユニセフ活動報告がありました。参加者たちは、県内のユニセフ活動がより広がっていることを理解できました。
▲ネパールスタディツアー報告
▲ネパール出身松原杏寿さん
●「ユニセフすごろく」ゲーム・ネパールカレーとサリーの着付けなど企画を楽しみました
「ユニセフすごろく」ゲームは、クイズを取り入れ、プレーヤーも見物人も、楽しみながらユニセフ活動と世界の子どもたちについて学ぶことができました。また、県支部のボランティアでネパール出身の松原杏寿さんの指導でサリーの着付けを教えてもらったり、スパイスのきいたネパールカレーとじゃがいも・玉ねぎのゴマ和えなどを試食し、ネパールの文化に触れ和やかに交流できました。
▲ユニセフすごろくで楽しく学びました。
▲地雷はどれでしょう?
●口で筆をとる書道家番田雄太さんの特別参加に参加者たちも感激
幼い頃の事故による脊髄損傷で首から下が麻痺し口で筆をとる若き書道家番田雄太さんは、ネパールの現状やユニセフの活動を知りたいと参加されました。参加者たちは雄太さんのやさしさにふれ、逆に元気をもらったひとときでした。
▲書道家番田雄太さんを囲んで
▲アグネス・チャン大使のイラク視察の写真パネル展