岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

アグネス・チャン大使JAいわて中央10周年記念式典で講演(2009年3月23日)

岩手中央農協 創立10周年記念式典でアグネス・チャンユニセフ大使が講演
~「食と健康を考える~世界の食卓から」 会場でユニセフ募金36,589円~

 岩手中央農協(略称:JAいわて中央、藤尾東泉組合長、組合員1.8万人)は、2009年3月10日、盛岡市マリオスで創立10周年記念式典を行いました。と日本ユニセフ協会アグネス・チャン大使講演会を開催しました。

 アグネス・チャン大使は、1998年日本ユニセフ協会大使に就任以来、海外視察で訪れた、ミャンマー・カンボジアの子どもの人身売買など命の危機にさらされている子どもたちの状況と、紛争が続くスーダン、ダルフールの女性と子どもたちについて、暴力、病気、飢え、レイプ、殺人、放火、略奪が横行していること、そしてなによりも「飢えが一番の問題」とし、世界的な食糧問題の解決の必要性を指摘しました。また、17歳で香港から来日して36年になるというアグネスさんは「人は食べたものになる」という中国の例えに触れながら、「世界中どこへ行っても現地の人と同じ物を食べてみる」体験を話し、食文化の違いを感じたことも紹介し、「互いの違いを認め、尊重し合うことが平和の基本」と「食」の大切さを強調しました。

 終了後、ロビーでカードを頒布し、ユニセフ募金を岩手県支部で呼びかけたところ、参加者たちからユニセフ募金へと36,589円の募金協力をいただきました。


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