岩手県ユニセフ協会

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岩手県ユニセフ協会 花の巻友の会「35周年記念上映会」報告(2024年4月18日)

岩手県ユニセフ協会 花の巻友の会主催「35周年記念上映会」報告
~林正文前会長を偲んで 上映映画「荒野に希望の灯をともす」~

 岩手県ユニセフ協会(公財:日本ユニセフ協会協定地域組織)の花巻友の会(花巻市愛宕町:妙円寺)は、2024年4月14日、花巻市文化会館において、昨年2月に逝去された林正文前会長を偲んで、「35周年記念上映会」を開催しました。当日は、222名の方が参加くださいました。映画内容はもとより、特別参加に参加くださった「谷津賢二監督:トークショー」も感動的でした。

 会場で寄せられたユニセフ募金:69,221円となりました。このうち30,000円をペシャワール会(※)へ贈らせていただきました。

 この上映会は、花巻市と花巻市教育委員会に後援いただきました。

 参加者たちから、「中村医師の精神と活動は宮澤賢治と重なります。谷津監督のお話も聞けて良かったです」、「米軍のアフガン侵攻の時、生きるための用水路作りをアフガンの人々と継続しておられたこと、真の平和のための活動とは何か、身をもって行動をもって示してくれたこと、受け継いでいかなければ、と思いました」などたくさんの感想が寄せられました。 ※その他の感想は、後掲をご覧ください。


谷津監督と佐藤会長

終了後にスタッフ一同で記念撮影(左手前:佐藤会長)

会場前の展示コーナー

映画「荒野に希望の灯をともす」公式ホームページ
●参加者からの感想の紹介(抜粋)
  • 中村医師が、アフガニスタンで医療によって人々の命を救い、用水路を建設して人々の食料と植林に多大な貢献をしたことがすばらしい。(20代)
  • 人間は自然の一部であること、世界中の人々が肝に銘じなければならないと思いました。日本人に中村哲さんのような人がいたことをとても誇りに思います。(40代)
  • 医師でありながら、用水路まで作ってしまうことがスゴイと思いました。何度失敗しても完成するまでやり遂げたことが素晴らしい。ひとりではできない事もみんなでやれば出来る事を証明してくれたことに感動しました。(40代)
  • 日本ではほとんど知らされることのない他国のこと、それに目を向けそこから考え行動する、私たちはもっと意識を向けていかなければならない。見ようとしたものしか見えない、まさにそうですね。(50代)
  • 米軍のアフガン侵攻の時、生きるための用水路作りをアフガンの人々と継続しておられたこと、真の平和のための活動とは何か、身をもって行動をもって示してくれたこと、受け継いでいかなければ、と思いました。(50代)
  • 平和とは戦いがない事ではなく、人々が協力して生活していけることだという中村氏の言葉に感動しました。(60代)
  • 中村医師の精神と活動は宮澤賢治と重なります。谷津監督のお話も聞けて良かったです。(60代)
  • この映画を観て、世界の平和を願わずにいられません。人生をかけ誠実にアフガニスタンのため用水路を建設し人々に命の尊さを身をもって伝えぬいた中村医師。涙無くしては見られませんでした。一滴の水が希望の灯となり、人々の心に大地に幸せを届けてくれたことに感銘を受けました。(60代)
  • 武器で人や自然を破壊する事の愚かさを教えてくれた。畑で採れた食物を囲んで笑顔を見せる人々が本当に幸せそうで、人は本来そういう事に幸せを感じるのだと思った。中村医師に心から手を合わせます。谷津監督のお話を聞けてほんとによかった。(60代)
  • ただひたすら“生”のため“人道”のため、戦い続けた中村氏を残る人生の友にしたい。同じ時代を生きた人間の生きざまを見た思い。(70代~)
  • アフガニスタンの人々の先頭に立ち、幾多の困難に耐えながら大河の水を引く、その姿に感銘を受けました。戦争の対極にある人々との協力、支え合いから真の幸せや喜び与えられると語る謙虚な物言いに打たれました。監督のお話も非常に感動的で心に残りました。(70代)
  • どうして人間は戦いを止められないのか。どうしたら止められるのか、考えさせられた。人は自然とともに生かされているという事を再認識した。(70代~)

<お問合せ先>

岩手県ユニセフ協会 電話:019-687-4460(月~木 10時~15時)

(公財:日本ユニセフ協会協定地域組織)

県ニセフ協会花巻友の会(花巻市愛宕町) 電話:0198-23-5439

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