岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

UNICEFメールマガジン:危機下で育まれた友情、ともに夢を追って(2018/09/25)

UNICEFメールマガジン:危機下で育まれた友情、ともに夢を追って

日本各地で発生した災害で被災された皆さまへ、心からのお見舞いを申し上げます。
皆さまが一日も早く日常生活を取り戻すことができますよう、お祈り申し上げます。


いつもユニセフの活動にあたたかいご支援をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
今度の日曜日、6月17日は父の日。あたたかく見守ってくれるおとなと過ごす時間は、子どもにとって何にも代えがたいものです。父の日を祝して、ユニセフが世界中のお父さんと一緒になってメッセージを届けるSNSキャンペーンを今号ではご紹介します。

危機下で育まれた友情、ともに夢を追って

ロヒンギャ難民のラジマさん(10歳)は、1年前の夏、その時暮らしていたミャンマーの村が破壊され、恐怖の中で家族とともにバングラデシュに逃れてきました。ラジマさん家族が着の身着のままでやってきたことを知ったタスミンさん(10歳)の家族は、落ち着くまで、自らの家に避難するようにすすめました。ロヒンギャ難民を受け入れるバングラデシュのホストコミュニティの人々は決して裕福ではありませんが、このように多くの人が手を差し伸べています。難民キャンプに住めるスペースが確保できるまでの約1カ月間を、一つ屋根の下で暮らしたタスミンさんとラジマさんは、親友になりました。

現在タスミンさんは、毎日学校帰りに難民キャンプに寄り、その日習ったことを学校に通えないラジマさんに伝えています。ラジマさんは、「たくさんのことを教えてくれ、本当に感謝しています」と嬉しそうに言います。2人の共通の夢はお医者さんになること。「ロヒンギャの人たちとバングラデシュの人たちを、助けられるようになりたい」とタスミンさんは語ります。

2017年8月にミャンマーのラカイン州での暴力が激化してから、隣国のバングラデシュに逃れてきたロヒンギャの人々の数はこの1年で70万人に達しています。ユニセフは、危機発生直後からロヒンギャ難民の子どもと家族への支援活動を続けており、これまでに30万人以上に安全な飲み水とトイレを提供、2万5000人以上の重度の急性栄養不良の子どもを治療、14万人のロヒンギャ難民の子どもたちに学習の機会を提供しています。先月、ロヒンギャ難民危機発生から1年が経過したことを受け、難民の子どもたちの過酷な状況をまとめた報告書を発表しました。

国際協力講座 受講生募集中

将来国際協力・国際開発に携わる若者の育成を目的とする、第18回 国際協力講座を開講いたします。

2018年11月下旬~2019年3月初旬の毎週水曜夜に行われる各講義には、国際機関やNGO、報道の第一線で活躍されている方々、世界が抱える課題に取り組んでいる研究者の方々など、豪華なゲストスピーカーの皆さまをお迎えし幅広いテーマでお話しいただきます。

応募締切りは10月26日(金)です。受講資格、応募方法等は、ホームページをご覧ください(応募多数の場合は抽選となります)。

グローバルフェスタでお待ちしています

9月29日(土)と30日(日)に、「グローバルフェスタJAPAN」がお台場・シンボルプロムナードで開催されます。28回目を迎える今回のテーマは「Action for all!~小さなことから変わる明日へ~」。今年も、「国際機関:青ブースNO.209」にて、UNICEF/(公財)日本ユニセフ協会は出展しています。

ユニセフは「子どもの生存」キャンペーンと題し、一人でも多くの子どもの命を守るため保健サービスの拡充をはじめ様々な支援活動に邁進しています。今回のブースでは、健康な赤ちゃんと栄養不良の赤ちゃんの体重の違いを体感できる赤ちゃん人形の抱っこ体験や、約50人用のカラフルな知育玩具が詰まっている「箱の中の幼稚園」、SDGsパネルなどを展示いたします。ぜひこの機会に、ブースでユニセフの活動に触れてみてください。皆様のご来場をお待ちしております。

ユニセフカードに秋冬の新作が登場

日本におけるユニセフカードの製造・販売を、日本ホールマークがスタートして4年目を迎えました。

9月上旬からは、秋冬シーズン向け新製品が続々登場します!

大好評の和風カードは、上品に金箔をあしらった日本らしさを象徴する美しいデザインに仕上がりました。中紙には、国連公用6カ国語で季節のメッセージが書かれていますので、ひとこと添えてサインをすれば、ワンランク上のご挨拶状になること間違いなし。中紙を抜けば、通年カードとしてもお使いいただけます。その他には、ユニセフロゴをデザインしたノートなどステーショナリー類も充実のラインナップが揃いました。

ユニセフカードの売上の一部は、ユニセフの活動資金となります。

全国のユニセフイベント ご紹介

  • 9/29(土) 岡山ユニセフ協会30周年記念事業 岡山ユニセフフォーラム「笑顔の先に未来が見える」(岡山県岡山市)
  • 10/10(水)~10/21(日) ユニセフ・パネル展「ユニセフによる戦後の日本の子どもたちへの支援」(奈良県奈良市)

すべてのイベントの一覧はこちら >>

■日本各地で発生した災害の被害うけられた皆さまへ■

この度の記録的な豪雨、台風、地震と日本各地で発生した災害により、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

災害発生時、特に幼い子どもたちは大きな不安を抱えてしまいます。「災害時の子どもの心のケア」は、安心を与えトラウマを最小限にするため、身近に子どもがいる方々に実践して頂ける手法です。また、子どもたちの心のケア支援の手法を、東日本大震災の被災地の経験をもとにまとめた「子どもにやさしい空間」ガイドブックも合わせて是非ご覧いただければと思います。

約6秒に1人−今この瞬間にも失われつつある小さな命。あなたの力で子どもの命と未来を守ることができます。

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ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム >>

あなたが選んだ支援物資が子どもたちに届く、ユニークな支援のかたちです。

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子どもたちの限りない未来のために、ご自身の遺産、相続財産やお香典を役立てる方法があります。遺産、相続財産のご寄付(現金)には、相続税がかかりません。

詳しくはこちら >>

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