岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

盛岡市立上田小学校で「ユニセフ出前講座」開催(2013年12月17日)

盛岡市立上田小学校で「ユニセフ出前講座」開催~世界の子どもたちと栄養不良について学びました~

 岩手県ユニセフ協会(日本ユニセフ協会協定組織、岩手郡滝沢村)は、2013年11月6日、盛岡市立上田小学校(盛岡市上田、坂本行雄校長)の5年生2クラス、児童65名を対象に「ボランティア講座~ユニセフを学ぶ」を行いました。県ユニセフ協会からは、守谷祐志常務理事をはじめボランティアスタッフが参加しました。守谷常務から「ユニセフの活動」について報告した後、DVD「ユニセフと地球の友だち」を見て、世界にはさまざまな国があり、その国に住む子どもたちはどんなくらしをしているのか。同じ地球に生きるおともだちのことを学びました。児童たちは、今でも水が手に入らない子どもたちがいて、汚れた水を飲んで命を落としていること、食べものが手に入らず、栄養不足で発育不良なったり、幼い手に銃をもたされ戦いに連れていかれたり、食べるために働かされて教育を受けられない子どもたちがいる現実があること、そして、こうした子どもたちに、ユニセフが「赤ちゃん体重計・プランピーナッツ・栄養素パウダー・虫下しなどなど」の支援をしていることを学びました。最後に、二人ずつ向きあい「ふりかえり」をする中で、小さい命を守るために自分たちには「なにができるか」を考えあいました。

守谷祐志常務理事のお話を聞く児童たち
▲守谷祐志常務理事のお話を聞く児童たち

全員が水がめを持って水くみを体験
▲全員が水がめを持って水くみを体験

二人ずつ向きあい「ふりかえり」をする児童たち
▲二人ずつ向きあい「ふりかえり」をする児童たち

上田小学校の外観
▲上田小学校の外観

<上田小学校ボランティア委員会からお礼のお手紙が届きました>

  • 先日は、ユニセフのことについて実物など見せていただきありがとうございました。ぼくは、とくにたくさんのお話の中でも、自分で100円募金するだけで17人の命を助けることができる(げりで体の水分がなくなるのをふせぐもの)というのにびっくりしました。上田小の全員が100円ずつ募金すれば6,800人の命が守れるということです。ぼくは次の募金の時に1円でも多く募金しようと思います。(5年1組・男子)
  • この学習で学んだことは大きく分けて3つあります。一つ目は学校にも行けない子どもがいること、二つ目はむりやり戦争に行かされ、じゅうを持たされる子ども、三つ目は仕事をさせられる子どもです。ぼくの住んでいる日本では、学校に行くのがあたりまえでみんなと楽しく笑ったりしています。今、自分にできることを考えていなかった今の生活をみなおして、これからの自分を変えていきたいと思いました。(5年2組・男子)

※「ユニセフ出前講座」をご希望の方は下記にお気軽にご連絡ください。

<問い合わせ先>

岩手県ユニセフ協会 事務局 電話:019-687-4460

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