岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

ユニセフから第一次支援物資が岩手に到着(2011年3月23日)

東日本大震災緊急募金
ユニセフ、半世紀ぶりの日本への支援を表明 ユニセフから第一次支援物資が岩手に到着

 3月11日14時46分、M9.0、震度7という記録史上初めての巨大地震、ユニセフは日本支援を表明しました。日本の子どもたちへの支援は、第2次世界大戦直後の昭和24年から昭和39年まで15年間続いた「粉ミルク(脱脂粉乳)」などの支援や、昭和34年の伊勢湾台風被災者への支援以来となります。3月21日にユニセフ本部からお二人が来県し支援について打ち合わせをしました。また、ユニセフからの第一次支援物資が3月23日岩手県に到着しました。

●岩手生協連本部で加藤県生協連会長理事と協議し支援活動に

ユニセフ本部はソマリヤとアフガニスタンで活動している國井修氏を招へいし、岩手県に派遣しました。同氏は日本ユニセフ協会菊川職員とともに3月21日、パートナー団体である岩手県生協連・いわて生協で、加藤会長理事、菊池いわて生協専務理事と協議し、具体的な物資調達・物流手段などを確保し支援活動を確認しました。

左からユニセフ菊川職員と國井氏、加藤県生協連会長
▲左からユニセフ菊川職員と國井氏、加藤県生協連会長

●ユニセフから第一次支援物資が岩手に到着

 3月23日に、ユニセフ本部から子ども用肌着ショーツ3万枚がいわて生協に到着。県内6ケ所(釜石市・大船渡市・陸前高田市・宮古市・山田町・大槌町)の物流センターに配達し、各避難所に届けられることになります。

●ユニセフ親善大使 黒柳徹子さんからメッセージ

今回の地震や津波により被災された皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます

どんなにか大変なご苦労をされているかと思います。そのような中、大人の皆さまにお願いがあります。大人でさえ耐えがたい状況の下で、被害を体験したり見聞きしたりした子どもたちは今、非常に大きなストレスを抱えています。たとえ平気であるかのように振る舞っていても、混乱し、苦しんでいるのです。周りにいる子どもたちを抱きしめて、優しく声をかけてあげてください。できるだけ子どもたちの話し相手、遊び相手になり、早く日常の感覚を取り戻せるように、手助けをしてあげて下さい。

子どもたちへ

とてもこわい思いをしたでしょう。でも、もうだいじょうぶよ。

世界じゅうの人たちが、みなさんのことを心配して、助けようとしています。

みなさんが、つらい、かなしいと思うのは、自然なことです。

思っていることを、がまんしないで、まわりの人に話していいのよ。

みなさんがはやくいつもの生活にもどれるよう、お祈りしています。愛をこめて。

ユニセフ親善大使 黒柳徹子

●東日本大震災緊急募金に協力ください

東日本大震災緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)

振替口座:00160-2-372895

口座名義:財団法人日本ユニセフ協会

※通信欄「・通信欄に「東日本 K1‐030岩手県」と明記願います。

※手数料はご負担くださいますようお願い申し上げます。

<問い合わせ先>

日本ユニセフ協会岩手県支部 事務局 電話:019-687-4460

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