岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

花巻友の会第2回ユニセフ講座は「子どもの権利」-第2報(2009年7月3日)

花巻友の会第2回ユニセフ講座で「子どもの権利」を学びました

 先頃ご案内した「花巻友の会」の第2回ユニセフ講座」は2009年6月20日、花巻市まなび学園で開催され、ユニセフ会員中心に15名が参加しました。講座は岩手県支部のボランティア5名がコーディネーターをつとめ、「人の輪」でアイスブレイクしましたが、なかなか輪にならず悪戦苦闘したグループもあったようです。テーマは「子どもの権利」です。

 次回(7月11日)はいよいよ最終回となります。小中高校生のみなさん、ぜひ参加してください。

 ☆ 花巻友の会「ユニセフ講座」案内はこちら
 ☆ 花巻友の会「第1回ユニセフ講座」報告はこちら

●今回のテーマは、「子どもの権利」

 「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」は、1989年に国連総会で採択されました。世界のユニセフは「子どもの権利条約」に基づいて活動しています。日本は1994年にこの条約を批准しました。この条約は以下の4つの「子どもの権利」を守るように定めています。

 【1.生きる権利  2.育つ権利  3.守られる権利  4.参加する権利】

 ビデオを観てから、子どもの権利条約第1条から第40条を、みんなで大きな声で輪読しました。「声をあげて読むのって思ったより楽しいね」、「子どもの権利条約って初めて知ったよ」という声もありました。その後グループごとに大切にしたい8つのカードを選び出しました。なぜか、「参加する権利」がどのグループからも選ばれませんでした。今回は子どもの参加がなかったことも影響しているのかもしれません。

 ☆ユニセフ協会HPの「子どもの権利条約」はこちら

アイスブレイク「人の輪」でなごやかにスタート
▲アイスブレイク「人の輪」でなごやかにスタート

「子どもの権利条約」を輪読
▲「子どもの権利条約」を輪読

○寸劇「あきこさんの家」では、受講生たちが、お父さん役、お母さん、あきこさん、弟、郵便配達員などの役をつとめました。皆さんは、すっかり役になり切った迷役者ぶりでした。その後、4つの権利からみて、“守られている権利”と“守られていない権利”を出し合いました。途上国だけでなく日本でもいじめられたり、つらい思いをしたりと、いろいろ問題はあることが浮かんできました。

寸劇「あきこさんの家」を演じる受講生
▲寸劇「あきこさんの家」を演じる受講生

○参加者たちは、最後にユニセフで途上国の支援グッズである「経口補水塩」、「蚊帳」、「水がめ」、「地雷レプリカ」などを実際に手に取って、現地での水くみなどを体験しました。

マラリア予防蚊帳
マラリア予防蚊帳

経口補水塩(ORS)
経口補水塩(ORS)

 ☆ユニセフ協会HPの支援グッズ一覧はこちら(「経口補水塩」・「蚊帳」など)

■次回講座(最終回):7月11日(土)13:30~まなび学園
テーマ:ユニセフすごろく、ネパールスタディツアー報告を行います。
小中高校生のみなさんの参加をお待ちしています。
※参加申し込み先:花巻友の会 電話:0198-23-5439

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