岩手県ユニセフ協会

岩手県ユニセフ協会の活動

岩手県立大学社会福祉学部で「ユニセフの活動」を学習-2009年1月26日実施

岩手県立大学社会福祉学部で「日本ユニセフ協会の活動」を報告
~1月26日社会福祉国際比較論講座で藤原事務局長が報告~

社会福祉学部2年次生の授業風景
社会福祉学部2年次生の授業風景

 岩手県立大学社会福祉学部(所在地:岩手郡滝沢村、佐藤 嘉夫学部長)の福祉経営学科では2008年10月に「社会福祉国際比較論講座」をスタートさせました。この講座では、東南アジア、韓国、中国、西アジアなどの現状課題、取り組みなどを比較検討して、多面的総合的に「福祉分野」を学習し、社会福祉問題に対して学生が物事を分析的に理解できることを目的にしています。担当する張 京萍准教授は、中国北京出身でアジアの福祉事情と社会福祉国際比較論が専門です。

 2009年1月26日の授業では、ジェンダーの問題と日本ニセフ協会の活動を取り上げました。そこに、ユニセフ岩手県支部の藤原綾子事務局長が講師として招かれ「世界で困難な状況にある子どもたちとユニセフ活動について報告しました。学生たちは子どもの権利や現地の状況を素直に理解いただけ、ユニセフ活動を知らせることができました。

 ☆岩手県立大学社会福祉学部のHPはこちら

●受講者たちのレポートからの抜粋

  • 日本では、赤ちゃんが生まれたら出生届を出すことも自然なことであるし、元気に育つことが出来るけれど、生まれても死んでしまったり、出生の登録がされずストリートチルドレンになったり、売られてしまったりする国があるということを知り、とても悲しいことだと思いました。
  • 母子手帳を作って子どもの成長を記録していったり、トイレを設置したり、先生の教育をしたりして、子どもの権利を守ることはとても大切なことだと思いました。
  • 生きる権利は小さい子どもに対しても、大人と同じように保障していかなければならないと思いました。
  • 文字が読めないと薬を飲み違えたり、地雷が埋まっている危ない区域に入ってしまったりするので、読み書きの教育もとても大切だと感じました。
  • 募金活動してもらうために、現地の状況を多くの人に知ってもらう広報活動も重要な活動だと思いました。

▲このページのトップへ